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北川 俊哉 院長

TOSHIYA KITAGAWA

本来の歯科医療をおこなうために。
〜自由診療という選択〜

東京歯科大学卒業。藤本歯科医院、藤本研修会に勤務後、2007年に『医療法人社団雫会北川デンタルオフィス』をオープン。(JR「東京駅」より徒歩5分、東京メトロ東西線・銀座線「日本橋駅」より徒歩1分、都営浅草線「日本橋駅」より徒歩4分)

北川 俊哉 院長

北川 俊哉 院長

北川デンタルオフィス

中央区/日本橋/日本橋駅

  • ●歯科
  • ●矯正歯科
  • ●歯科口腔外科

父の跡を継ぐことを期待され、その父を越えることを選んだ

北川 俊哉 院長

中学生の時に開業医だった父が倒れ、周囲からその跡を継ぐことを期待され、この道を志すことになりました。なにしろ年も年ですし、迷える状況ではなかったですよね(笑)。当然、大学を卒業すると家に帰らないといけない状況だったのですが、そこであらためて将来を考えることになりました。というのも、資格をとったからといって、すぐになんでも出来るわけではないわけです。非常に未熟な状態で父の患者さんを診るというのはどうなのか。冷静に考えて、むしろ、父に負けない歯医者さんになることが恩返しになると思い、東京で修行をする道を選択したのです。
最初にお世話になった藤本歯科医院は、咬み合わせやかぶせ物をベースに置きながら、歯周病や根の治療、矯正治療など多方面に渡ってセミナーを主催しているクリニックでした。そこでスタッフとして、またインストラクターとして身を置いたことで、今につながる知識や技術を得ることができたと思っています。
『北川デンタルオフィス』は、2007年に開院いたしました。患者さんは都内はもちろん、関東一円、あるいは新幹線を使って遠方からも来院されています。私も地方の人間ですが、地方の人にとっての東京の駅は、やはり東京駅なんですね。青山や恵比寿と言われても、ちょっとぴんと来ないのです。東京の玄関口である東京駅から歩いて通える範囲。それがこの地にクリニックを構える大きな理由になりました。

完全自由診療という選択

北川 俊哉 院長

患者さんが来院されます。問診をして診断をし、コミュニケーションをとり、インフォームドコンセントをとった上で治療をする。15分でそれを終わらすのはとても無理です。30分でも難しいでしょう。私がこのクリニックを完全自由診療した最大の理由がそこにあります。
当院は初診時は60分。通常の診療は1時間半をベースとしています。前回は何をして、今日は何をやるかを説明し、実際の治療へ。もちろん予定が変わることもあるし、患者さんから相談を受けることもあるでしょう。その都度対応をしていくにはそれだけの時間が必要だということです。
患者さんは、「はじめてこんなに話をしてもらった」と皆さんがおっしゃいます。そしてその内容に満足されていると私は感じています。本来の歯科とは、この形があるがゆえのことだと思うのです。

治療の精度を高め、患者さんの疑問を氷解させてくれるツール

北川 俊哉 院長

患者さんからしてみれば、治るのが当たり前。マイクロスコープを導入しているのは、それをより高い次元で実現するためです。やはり、見える見えないは治療の精度を大きく左右します。
マイクロスコープのもう1つの利点は、プレゼンテーションに優れることです。いえむしろ、それが最大のメリットかもしれません。録画した動画や画像をご覧いただければ、お口に起きていることが瞬時にイメージできます。百聞は一見に如かずですよね。また、自分の状況が目で確認できれば、治療を前向きに捉えることも可能になります。ただ言われるだけでは、疑問点がどこかに残っていくものだと思うのです。本人の治したいという気持ち。それを高めていただくためにも、このツールは必要だと考えています。

治療の不安を取り除くべく、メンタルケアにも重点を置いた診療を

皆さんの同僚にうつ傾向のある方がいると想像してみてください。他の人と同じようにその人と接していていいのかというと、そうではありませんよね。やさしくする、ちょっと気を遣う。それはできるかもしれません。一般の方ならばそれで充分かもしれませんが、私は医療に携わる人間ですので、その原因を求め、解決の道を指し示す役割があると思うのです。
技術的には“治っているはず”でも、痛みを訴える方がおられます。その理由を突き詰めることをせずに、歯だけを見ていても問題は解決しません。その人に合った接し方があるはずで、その方法を求めるため、心理カウンセラーの勉強を積んできました。
最近増えている歯科恐怖症にも同じことが言えます。原因を引き出し、しっかりとした治し方を踏まえれば、歯科恐怖症は治すことができます。実は私は、先端恐怖症でした。元をたどれば、小さい頃に目の手術を何度も経験したことが原因になっているのですが、カウンセリングを受けたところ、ただの1回で克服することができたのです。
歯科恐怖症に限ったことではありませんが、トラウマから抜け出せないのは、自分1人ではどうすることもできないからです。なぜなら、人は無意識下に起こっていることに対して、自分では働きかけられないからなんですね。自分の手に届かないところ、無意識にアクセスするには、連れていってくれる誰かの手助けが必要です。その手助けをするのが、私たちなのです。
とはいえ、人は本当に困らない限り、現状を変えることに積極的にはなれません。ですから、選択肢としていつもご用意した上で、その方の準備が整えば、治すことに踏み出していただければ良いと思っています。

これから受診される患者さんへ

お口は消化器官であり、内臓の一部です。消化器官であるお口が胃や腸などと違うのは、自分でメンテナンスが可能な点にあります。逆に言えば、そのメンテナンスを怠れば、良くない結果をもたらします。だからこそお口を大事にしていただきたいと思いますし、メンテナンスの意識を持っていただければと思います。

コンビニよりも多いと言われる歯科医院ですが、自分に合った歯医者さんを選ぶには、セカンドオピニオンをとることをおすすめします。受診をし、問診があって診断があり、その上で治療をするかしないかの選択肢がある。歯は1度削れば2度と元に戻ることはないわけですから、慎重の上にも慎重を期すべきで、その姿勢は優先されるべきです。しっかりと説明をしてくれて、あなたの意志を尊重してくれる。自分にとってベストの医院を是非見つけていただきたいですね。


※上記記事は2017年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

北川 俊哉 院長 MEMO

  • 出身地:石川県
  • 趣味:キャンプ、アウトドア全般
  • 好きな本・作家:心理学の本・吉川英治、志水辰夫、山田ズーニー
  • 好きな映画:座頭市
  • 座右の銘・好きな言葉:一期一会
  • 好きな音楽:Jazz-funk「その時に心地いいものを。」
  • 好きな場所:自然豊かで静かなところ

グラフで見る『北川 俊哉 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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