小椋 佳代子 理事長への独自インタビュー

一生続けられる仕事として歯科医を選択。

私が歯科医の道を志したのは、父の勧めがあったからなんです。実家は福井で和菓子屋をしているのですが、職人でもある父からは、仕事に就くなら一生続けられる仕事に就くよう言われ、なかでも歯科医の道を強く勧められました。「一生続けられる仕事」にもいろいろと選択肢がある中で、なぜ歯科医だったのかは未だに不明なのですけれどね（笑）。
とは言っても私自身、物と接するよりも人と接することの方が断然好きでしたので、たとえば実験が中心の薬学部に進んで薬剤師になるよりは、歯科医の道の方が性に合っていたと思います。あるいは父は、そうした私の性格も見抜いた上でアドバイスしてくれたのかもしれませんね。
学校卒業後は、地元の福井を皮切りに岡山や富山で勤務医として働いたのちに、すみれ歯科を開業しました。平成19年には医療法人社団正路会も設立しまして、現在は新宿御苑前、築地、小岩、そして今年（2013年）の7月に開院したばかりの日本橋と、都内に4つのクリニックを構えて、皆様の歯の健康を守るお手伝いをさせていただいています。歯科・小児歯科・矯正歯科・歯科口腔外科の日本橋クリニックは、東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前駅」から徒歩2分と、アクセスの良い場所で、通院しやすい環境になっていると思っています。

予防歯科にこだわり、独自の歯周病予防を実践。

いくつになってもご自身の歯で食事を楽しんでもらいたいという想いから、できるかぎり抜かない・削らないことを治療方針として掲げています。そのためには、虫歯になってから治療するのではなく、虫歯にならないように予防することが大事になってきますので、予防歯科には特に力を入れています。たとえば、唾液検査もそのひとつ。唾液に含まれる菌を検査することで、お口の中の状態を知り、より良い状態を保つためのアドバイスをさせていただいています。
また、当院では「つまようじ法」という歯磨き方法を推奨しています。言葉で説明するのはちょっと難しいのですが、簡単に言ってしまうと、歯と歯の間の歯垢を歯間ブラシやデンタルフロスを使わずに歯ブラシ1本で落とすことのできる歯磨き方法で、歯周病予防などにもとても効果があります。当院にいらっしゃる成人の患者様の9割以上は、この「つまようじ法」を実践されているのですが、たいへんご好評いただいています。もちろんご自宅でもできますが、適切に行うためにはテクニックが必要になってきますので、ご興味のある方はまずは一度ご来院いただいて、歯科衛生士からレクチャーを受けていただくことをお勧めします。

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