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遠藤 文夫 院長

FUMIO ENDO

地域医療の場で、治療と検査を両輪に病気を確実に治していきたい。

病院勤務時代は肝臓外科を専門に経験を積む。平成23年、義祖父が月島駅近くに開業していた当院の院長に就任。

遠藤 文夫 院長

遠藤 文夫 院長

善利医院

中央区/月島/月島駅

  • ●内科
  • ●小児科
  • ●外科
  • ●皮膚科

「ありがとう」の言葉を頂ける医師の仕事に惹かれていた。

遠藤 文夫 院長

私の父は郷里の茨城で開業医をしておりました。私は男3兄弟の末っ子でして、上の2人がすでに医者になっていたものですから、「お前は何をしても良いよ」と父に言われて育ちました(苦笑)。しかし、結局は兄弟と同じ道を歩むようになっていましたね。父を見ていて、「ありがとう」と感謝していただける、この職業の魅力に引かれたというところだと思っています。
『善利医院』は私の家内の祖父にあたる人物が築いた医院です。開院は昭和一桁ということらしく、当時は人力車で往診に出掛けていたそうです。実は家内はこのビルの3階で眼科の診療をおこなっております(『善利眼科医院』)。なにしろ科が違いますから、お父さんの仕事を引き継ごうにも継げず、私にその任が向いてきたという次第でして、平成23年より院長を務めさせていただいています。

自分が生まれる前から開業している当院で地域医療に貢献。

遠藤 文夫 院長

0歳から100歳まで、小児科からおじいちゃん、おばあちゃんに至るまで幅広い層の方を診させていただいています。それこそ、地域に密着した診療所というところでしょうか。
院内に飾ってあります写真は、患者さんが自分で撮影し、持ってきていただたいものです。その方は実に86歳! 受付に置いてあります干支にちなんだ手芸も88歳のおじいちゃんの作品です(笑)。なにしろ私が生まれる前より地域に根付いてここまできた医院なものですから、人と人のつながりこそが最大の特徴なのではないかと感じています。

「病気を見つける」ことこそ、開業医の役割。

遠藤 文夫 院長

医療である以上、病気を治すことが原則ですが、それ以前に病気を見つけることこそ開業医に求められる役割だと考えています。そして病気を見つけたらば、それが当院で完結出来るものなのか、あるいはご紹介すべきものなのか、その判断が求められることになります。
私個人として、また医院として心掛けているのが、「とにかく話しやすくあるべし」ということであり、その雰囲気を作ってくことが大事だと考えています。時に無駄話に興じることもありますが、その何でもない話の中に病気のヒントが隠されていることもままあるからです。
あとは、その方その方に応じての一声でしょうか。「何でもありませんよ」「しばらくすれば治りますよ」 患者さんの立場になってみれば、その一言によって安心感と言いましょうか、救いになることもあると考えています。

病院勤務時代の経験を、地域医療に活かす。

私は病院勤務時代は外科を担当としていましから、生活習慣病に代表される内科的な疾患以外に、外科的なそれを診ることもしています。外科の中で特に専門としていたのが肝臓外科で、その技術をこちらで発揮するというわけにはまいりませんが、そこで培われてきた知識というものは今に至って非常に役立っていると感じています。例えば手術を必要とする患者さんがいらした場合、糖尿病は高血圧といった既存症に留意しなければなりません。こうした点において、これまでの経験が支えになっていますね。

当院では乳癌の超音波検査をおこなっています。都の検診はマンモグラフィーとなっていますが、しこりがある方を診断する場合、超音波が優れている面があります。乳癌を過去に発症されたことのある方のケアを含めましてお役に立っていければと思っています。

これから受診される患者さんへ。

お身体の不調が何かしらあれば、怖がらずお近くのお医者さんにご相談ください。今は様々な市販のお薬がありますが、それに頼りきりというのはいかがなものでしょう。薬は病気を治すものですが、同時に症状を静める作用もあり、結果としてそれが病気を“マスク”してしまうことがあります。つまり、痛いのは治るけども病気そのものが治ってない可能性が大いにあるということです。治療と検査。病気を確実に治していくために、その両輪を頭に入れていただきたいですね。
『善利医院』では地域の方が気軽に訪れることの出来る診療所であり続けたいと考えています。何か不安なことがあれば、お気軽にいらしていただきたいですね。

※上記記事は2014年6月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

遠藤 文夫 院長 MEMO

循環器専門医 /

  • 生年月日:1950年12月13日
  • 出身地:茨城県
  • 血液型:A型
  • 趣味・特技:ゴルフ、読書
  • 好きな本:時代小説 / 佐伯泰英
  • 好きな映画:卒業(1967年)
  • 好きな言葉:和
  • 好きな音楽:ニューミュージック、フォークソング
  • 好きな場所:緑のある場所

グラフで見る『遠藤 文夫 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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