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尹 玲花 院長

REIKA IN

乳がん患者さんの心に寄り添いながら
ニーズやライフスタイルに合わせた選択肢を提案

愛媛大学 医学部医学科卒業後、東京都済生会中央病院にて初期臨床研修(外科系)修了
2007年より聖路加国際病院で乳腺外科医として勤務。2017年4月にmammaria tsukiji を開院させる。日本乳癌学会 乳腺専門医、日本外科学会 専門医、検診マンモグラフィ読影認定医師、緩和ケア講習会修了

尹 玲花 院長

尹 玲花 院長

mammaria tsukiji マンマリア ツキジ

中央区/築地/築地駅

  • ●乳腺外科

患者さんの心に寄り添いながら何でも相談してもらえる「かかりつけ医」を目指して

尹 玲花 院長

私は15歳の時に神戸で阪神大震災を経験しました。その震災により母親を亡くし、周りでも沢山の命が亡くなってしまいました。そんなとても辛い経験から「命に携わる仕事をしたい」という想いが強くなり医療の道を志すことに決めたんです。医学部時代から外科医を目指していたのですが、自分が女性の外科医として何ができるのか、ということを常に考えていました。そんな頃、乳がんという病気が増えてきていることが話題になっていたのですが、医療側の受け入れ体制が整っていないことを知りました。乳がんの患者様には単なる治療だけではなく「心のケア」が大切なのにも関わらず、他の外科の患者さんと同じように受診をして診察をして治療をしている、という状態だったんです。そこで女性特有の悩みの多い乳腺外科で患者さんの心に寄り添うことのできる医者になりたいと強く感じました。また、あるときフランスで乳がんの治療を受けた日本人闘病記の本を読む中で、まずは「かかりつけ医」を受診してどんなことでも相談し、万が一乳がんが見つかった場合にはかかりつけ医から大きな病院を紹介してもらい、治療が終わったらまたその先生のところに戻る、というクリニックの存在がある、ということを知り、患者さんとの距離が近く、身近に感じてもらえるようなかかりつけ医になりたいと思い開業することにしました。

通院することが楽しく思えるような高級感のある空間作り

尹 玲花 院長

当院に来られる患者さんの多くは既に乳がんを経験されていて、今もガンも戦っている治療中の方がほとんどなんです。そんな方が「治療に行くの嫌だな、ゆううつだな」と足取りを重くするのではなく、少しでも来院することを楽しみに思っていただけるような雰囲気を作りたいと思いました。そこで、無機質で殺風景な内装ではなく、ホテルやサロンのような高級感のある空間作りを意識したんです。診察を待っている間も、ホテルのラウンジにいるような優雅な心地よさを感じてもらえたら嬉しいですね。お手洗いや洗面台も、高級感を感じてもらえるようにこだわりました。「がんになって治療は大変だけれど、この医院に通えることになってよかった」と思ってもらえるようになれたらいいな、と思っています。設備面では、聖路加国際病院などからの紹介で来られる乳がん治療中の患者さんが多いので、マンモグラフィや超音波などの機器は病院と同じグレードのものを全て揃えていますので、安心して受診していただくことができます。

患者さんのニーズやライフスタイルに合わせた提案を心がけて

尹 玲花 院長

私は、患者さん自身が納得して治療に進むことを一番に考えています。もちろん、標準医療とされている一番安全で有効性の高い治療を第一に考えて提案しますが、患者さんのライフスタイルやこだわり、ニーズなどをしっかりとお伺いしながら、患者さんに合わせた治療を考えることも大切にしています。同じがんでも乳がんは何よりも心のケアが大切になってくると思うんです。

定期検診にも関心を持っていただき、早期発見を

現在の医学では、乳がんになりにくくする方法というのは残念ながらありません。定期的に検診して早期発見するしか方法はないんですよね。一概に検診さえしていればよい、というものではありませんが、全く検診をしたことがない、検診について全く知らない・・・というのではなく、どんなものなのかを経験し、専門家の意見を聞いておくことは大切だと思います。よく「マンモグラフィは痛いから怖い」という声を聴くこともあります。確かに挟まれる痛みはあるかもしれませんが、だからといって検診そのものから遠ざかるのではなく、超音波検査での検診が可能だということも知っていただきたいです。また、マンモグラフィだけで充分なのか、超音波だけでも大丈夫なのか、と見解は専門家によっても異なりますので是非ご相談ください。現在の医療では乳がんになってしまった場合には摘出手術を行うというのが一般的な治療法です。少しでもはやく発見することが命を守る事にも繋がりますので、定期検診にも関心を持っていただきたいと思います。

これから受診される患者さんへ

乳がん検診や乳がん手術後のアフタケアに関しては経験豊富な女性スタッフが対応させていただいています。今良くも悪くもテレビなどで乳がんが注目されていますので、ちょっとした症状で不安に思われてしまう方もいらっしゃるようです。そういう時に気軽に相談にきていただける場所になれたらいいな、と思っています。ぜひどんなことでも気軽お越しください。

※上記記事は2017年4月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

尹 玲花 院長 MEMO

外科専門医 /乳腺専門医

  • 出身地:兵庫県神戸市
  • 趣味:舞台鑑賞、韓国語を話す、司会
  • 好きな本:小説、女性が成功するストーリー、ジェフリー・アーチャー
  • 好きな映画:恋愛映画、君に読む物語
  • 好きな言葉:振り向くな振り向くな、後ろには夢がない
  • 好きな観光地:アフリカ、ケニア

グラフで見る『尹 玲花 院長』のタイプ

穏やかでやさしく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかでやさしく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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