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椎井 徹 院長 & 井戸田 舞 副院長

TORU SHIII & MAI IDOTA

地域の在宅患者さんを見守る。
頼りになる中央区の訪問診療ドクター

[椎井 徹 院長]名古屋市立大学卒業。病院や診療所での研修を経て、訪問診療を行うクリニックに入職。10年間研鑽を積み、2016年、銀座駅から徒歩5分のこの地に新たに銀座在宅醫院(ぎんざざいたくいいん)を開院。

椎井 徹 院長 & 井戸田 舞 副院長

椎井 徹 院長 & 井戸田 舞 副院長

銀座在宅醫院

中央区/銀座/銀座駅

  • ●内科

研修医時代に触れた訪問診療に感動しこの道へ

椎井 徹 院長 & 井戸田 舞 副院長

【椎井院長】訪問診療を志したきっかけは研修医時代に遡ります。副院長と私は同じ大学で学んだのですが、その後の研修の一環として訪問診療に触れる機会がありました。研修の終了後は地域医療として何をしていこうかと考え、各地を見学に行きました。その時に訪れた都内のクリニックが訪問診療を専門に行っていたのです。こうしたやり方もあるのか…と感動し、訪問診療の道を選ぼうと決心しました。
研修後は今のクリニックの前身の診療所に入職。訪問診療に必要な医療技術や経営のノウハウを学び、分院を任されるなど計10年に渡り、研鑽を積みました。2016年、その医療機関を継承する形で、銀座在宅醫院(ぎんざざいたくいいん)を開院することになりました。(東京メトロ銀座線・日比谷線・丸ノ内線「銀座」駅A3・5出口徒歩5分/都営浅草線「東銀座」駅A1 出口徒歩5分 / 東京メトロ・JR線「新橋」駅徒歩5分)

患者さんのために24時間対応を行う

椎井 徹 院長 & 井戸田 舞 副院長

【椎井院長】当院がある銀座を含む中央区周辺のエリアは、古くから住まわれている方も多く、高齢化が進みつつあります。『銀座在宅醫院』ではそうした地域の方に向けて、訪問による医療をご提供しています。訪問診療は車や自転車を使い、私と看護師、ドライバーのチームでお伺いしています。
ご依頼を頂くのはご高齢の方が多いですが、20代や30代の方ががんなどの病気でご依頼頂くことも増えています。お子さんの患者さんもお受けしていますよ。
患者さんへの訪問はは基本的に月2回、状態によってはもう少し回数を増やすなど個人の状態に応じて診療をおこなっています。診療時間は9時から5時までとしていますが、実際は患者さんへは24時間対応できるようにしています。連絡があれば、日中は事務所に、それ以外は携帯電話に連絡が入るシステムになっています。

【井戸田副院長】訪問診療は、他の事務所や職種との連携やご家族とのご連絡もこまめに行う必要があります。私は自転車で近隣の方をご訪問したり、病院にお伺いしてお見舞いや退院の調整などのほか、ご紹介頂いた新規のご依頼への対応なども行っています。
新しくご依頼をお受けする際には、ご病気の内容や、お体の状態などをお聞きするほか、現在の医療状況や介護状況など患者さんと周囲の方の関わりについてもお聞きします。それにより、私達も関わり方や参加の仕方を考えることができるからです。患者さんに良かったと思っていただけるような対応を常に心がけています。
患者さんのほとんどはご紹介で当院の診療をお受けになります。患者さんの周囲の方をご紹介頂くことも少なくありません。訪問エリアは中央区ですが、ある程度周辺の地域のご相談にも乗らせていただくようにしています。
私達が訪問することで患者さんが望む形で病院への通院や入院を減らしたり、生活の基本であるお家で過ごすことができること、また、医療機関の方々にも診療しやすいと感じて頂くことが大切です。そのために様々なご要望に対応していきたいと考えています。

周囲との連携でより手厚いサービスを目指す

椎井 徹 院長 & 井戸田 舞 副院長

【椎井院長】訪問診療にお伺いした際には、日常的な健康管理、気管カニューレ、胃瘻、尿カテーテル等の各種医療処置、医療用麻酔を用いた疼痛コントロールも行います人工呼吸器、輸液ポンプ、吸引器、酸素濃縮器など医療機器は小型化が進んでいるので、ご自宅で使い易くなっています。エコーや内視鏡などの医療機器もコンパクトで持ち運びしやすいものを使っています。
訪問医療には周囲の医療機関との連携も欠かせません。特に専門性が高い疾患の場合には重要になります。区内にある聖路加国際病院やがんセンターなど各医療機関に出向きスタッフの方と情報交換を行うなど連携を強化しています。また、中央区や港区など周囲エリアの医療機関とも連携を取っています。
患者さんの診療を行う際には、痛みや苦痛が取れて楽に過ごせるようにすることを心がけています。また、何かあった時には患者さんに連絡をお任せしてしまうことなく、私達が直接医療機関とやりとりをしたりして、患者さんにも医療機関にもご安心頂けるよう心掛けています。初期対応が効率良くできることは患者さんやご家族にとってもいいことですからね。
こりによりご自宅での療養がより安心になり、必要なタイミングでの入退院もスムーズになると実感しています。

【井戸田副院長】患者さんの生活が豊かになるためには、医療行為とともに日々のケアも必要です。医療行為と介護・看護などほかのケアが一体になれるように、訪問看護師の方など患者さんと関わる様々な方とも連携をもつようにしています。中央区は24時間対応の訪問看護師さんも多くいらっしゃいます。患者さんも安心できて、私達も上手に役割分担ができていますね。

患者さんに安心してもらえる診療を心がける

【椎井院長】患者さんと接する際には安心を感じて頂けるように、清潔感をもって優しく、分かりやすく、丁寧に診療を行うようにしています。これは患者さんのご家族とお話しする際も同じです。丁寧、誠実に接することを心がけています。
また、患者さんの中には素直にお気持ちや希望を伝えられない方もいらっしゃいます。そうした際には、より慎重に話しやすい雰囲気作りを心掛けたり、他職種の方々のご協力を頂くことも多くあります。たくさんの方に協力を頂くこともあり、周囲の方にも助けられていると思いますね。ご家族、介護スタッフ、私達で力を合わせてケアをしている感覚ですね。

【井戸田副院長】患者さんとの接し方は訪問診療を志した時に研修で教わったことも大きいですが、診療をしていく中で患者さんやご家族から教わった面も大きいですね。訪問診療は外来と違い、他の人の眼がありません。ですから、余計にどなたとお会いしても安心して頂けるように丁寧に、誠実に接することが大切だと感じます。
また、ご自宅で過ごすことの多い患者さんが周囲との関係や社会性をしっかりと保って頂くために、時には尊重して、時には深刻な内容でも真摯な態度でアドバイスをするなど、医療のプロとして行動することに努めています。訪問医療は、患者さんと私達の共同作業です。正直な気持ちを伝えて頂くためにも、これからも正直に誠実に対応して行きます。

これから受診される患者さんへ

【井戸田副院長】私達は夫婦で訪問診療をおこなっており、幸いポリシーを同じくして対応しており、よりきめの細かいケアを目指しています。地域の医療機関や様々な介護サービスとも連携をしておりますので、”情報通”です。いいケアマネさんや訪問看護師さんを探している…といったご相談にもアドバイスができるかと思います。お一人で悩まずにまずはご相談いただければと思います。

【椎井院長】色々な病気や障害が理由で、お家で過ごすことができないと諦めている方は、是非ご相談いただきたいと思います。お家で過ごすための方法は様々な方法があります。私達も一緒に考えて行きますので、あきらめないで、是非ご相談ください。

※上記記事は2017年10月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

椎井 徹 院長 & 井戸田 舞 副院長 MEMO

  • 出身地:[院長]新潟県 [副院長]岐阜県
  • 趣味:[院長]スキー [副院長]日本舞踊
  • 好きな作家:[院長]谷崎 潤一郎、三島 由紀夫 [副院長]高村 薫、宮部 みゆき
  • 好きな映画:[院長]スターウォーズ、大病人 [副院長]黒沢明作品(椿三十郎、赤ひげなど)
  • 好きな言葉・座右の銘:[院長]明けない夜は無い [副院長]一診療・一笑い
  • 好きな音楽:[院長]POPS(邦楽・洋楽) [副院長]クラシック(ベートーベン「熱情」「月光」「悲壮」など)
  • 好きな場所:[院長]スキー場(冬)、京都 [副院長]銀座などクリニック周辺のエリア

グラフで見る『椎井 徹 院長 & 井戸田 舞 副院長』のタイプ

穏やかで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

穏やかで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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