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吉田 格 院長

ITARU YOSHIDA

自由診療による顕微鏡・CT・血液検査からの情報をもとに、メンテナンス重視の診療を実践。

大学卒業後、複数の歯科医院で経験を積んだのち、日本橋本町に開業。2009年、東銀座駅そばに移転。

吉田 格 院長

吉田 格 院長

吉田歯科診療室デンタルメンテナンスクリニック

中央区/銀座/東銀座駅

  • ●歯科
  • ●歯科口腔外科
  • ●矯正歯科

歯科医を天職として日々邁進。

吉田 格 院長

父が内科医でした。その影響で兄は整形外科医、従兄は外科医や歯科医と、昔から流れがあったのでしょうね。良くも悪くも創意工夫とか独立独歩が私の性分であったようなので、今の路で間違いなかったと思います。両親には感謝しています。
大学を卒業後、東京で数カ所の医院を行ったり来たりするわけですが、その中に銀座の医院があり、通算12年いました。その後、居抜き開業で日本橋に12年いましたが、手狭になり近隣で移転先を探していました。しかし4年探しても条件の合うテナントがなく、以前から馴染みのある銀座にまたたどり着きました(都営浅草線・東銀座駅より徒歩0分、日比谷線・東銀座駅より徒歩3分、銀座線/日比谷線/丸ノ内線・銀座駅より徒歩5分、有楽町線・銀座一丁目駅より徒歩5分、JR有楽町駅より徒歩10分)。卒直後の経験や影響は大きいですね。

歯を長持ちさせたい方のための自由診療専門のクリニック。

吉田 格 院長

混合診療を気にせず予防やメンテナンスを最初から徹底させたい、というのが一番の理由です。
「根管治療」とか「インプラント」といった個別の診療メニューであれば、保険を扱う歯科医院でも自由診療で行うことが可能です。しかし最初から徹底した歯ブラシ指導や、後でお話しする栄養医学療法を行い、炎症などが改善傾向にある状態で治療を開始することは、実は健康保険では極めて困難です。
例えば、歯が磨けていない状態での型取りや接着は上手く行かない、それが理想的な状態に近づくという事です。一見簡単そうなことのようですが、マイクロスコープで拡大して観れば、なかなか難しいということは誰にでもわかります。まず患者さん自身がある程度まで磨けるようになり、管理できるようになってから治療に入らないことには、良好な結果を得ることは難しい、これを何とかしたかったのです。
歯が悪くなった原因は、そもそも自分が作り出したものがほとんどです。日本人は特に病気を他人事のように考え、医者に丸投げしてしまう傾向があります。これは健康保険制度があまりにも面倒見が良すぎ、思考停止したことに端を発するのかもしれません。悪くなってもまた治してもらえる、という安心感が仇になっている。結果がどうであったかは、高齢者のお口の中が証明しています。これではいけないわけで、別の解決策を提供する医療機関が必要、それが私たちの立ち位置です。
診療室名がやたら長い名前だと思われるかもしれませんね(笑)。おそらく法人以外では、日本一長い名前かもしれません。もちろん理由がありまして、日本は法律で「予防歯科」と標榜することが禁止されていますので、最初から保健所にメンテナンスという名称を含めて登記し、合法的に予防に注力していることを知っていただこうという訳です。
銀座という地ではありますが、決して富裕層を対象にしているわけではなく、本当に治そう・長持ちさせたいと願う方のためにあります。

マイクロスコープやレーザーを併用した精緻な治療を実践。

吉田 格 院長

マイクロスコープを使わない自由診療はありえません。狭く暗いところを大きく明るく見せるマイクロスコープは、脳外科や耳鼻咽喉科と同様に、歯科医療を大きく変えました。
ルーペも適宜使用しますが、それぞれに得意分野があり、対立関係ではありません。両者は歯を拡大して見るということでは同じですが、見える角度や方向がまったく異なりますので、使い分けています。
これにレーザ―治療を組合わせることで、これまでの水準を越えた歯の保存が実現し、私たちの診療の大きな特徴となっています。
診療室では私のみならず、歯科衛生士もマイクロスコープを扱います。全員が日本顕微鏡歯科学会の認定資格を持っており、予防や指導に大活躍です。
マイクロスコープに繋ぐ面白いものがあります。それはビデオメガネです。これを患者さんに掛けていただくことで、私たちがマイクロスコープで覗いている視界をそのままリアルタイムでご覧いただけるもので、これで治療の実況生中継をします。自分の治療をご覧いただくというのは患者さんにとって驚きであり、1時間以上の治療もアッという間と好評です。
昨今はどの世界でも情報の共有とかシェアリングとか言われますが、医療にこそ必要です。一方通行ではなく、患者さんと共有することで、信頼できる歯科診医療が提供できると考えています。

隠れ栄養失調にスポットをあてた「栄養医学療法」とは?

予防やメンテナンスを突き詰めてゆくと、必然的に栄養の問題に行き着きます。実は医学は重要な見落としをしていました。それが栄養です。医療は患者さんが毎日問題ない食事をしており、栄養は問題なく摂れているということを前提に進められています。 しかし調べてみると、すべての方にタンパク質の不足や脂質異常、糖質過多、ビタミンミネラルの不足、そしてストレス・煙草・飲酒による栄養の過剰消費などが見られます。私たちはこれを「隠れ栄養失調」と呼んでいますが、この状況を無視していては治療の永続性は期待できません。特に歯周病やインプラント周囲炎の治療に大きな影響を及ぼします。
この状況を把握するために必要になのが、血液検査と食事記録で、そこから栄養状態を解析し、細胞に最適な量の栄養を補給し、生体本来の働きを取り戻そうとするのが「栄養医学療法」です。分子整合栄養医学とか、オーソモレキュラーとも呼ばれ、これは一般的な血液検査の読み方とはまったく異なり、まだごく一部の医療機関でしか実施されていません。自分自身やスタッフにも応用し、その効果にたいへん驚いているのですが、大学の生化学の授業とはこのためにあったのかと今さら気がつきました(笑)。
口は食の入り口ですから、歯の良し悪しは健康や抗加齢の基本です。「噛めない=低栄養」ということで、隠れ栄養失調の発端となります。いわゆる不定愁訴の解決には、栄養改善が一番の近道だと思います。
診療室ではこの栄養医学療法を始め、インプラントやマイクロスコープなどについて解説するオープンセミナーを不定期ですが開催しています。治療は一方通行では成り立ちません。みなさんの理解と協力が良い結果をもたらすことは明らかで、それを多くの人にお伝えする活動は重要と考えています。

これから受診される患者さんへ。

これからは、自分で自分の健康を守る時代です。それには自ら情報を集め、判断し、管理して行かなくてはなりません。なぜこの歯は悪くなってしまったのか、同じことを繰り返さないために何をしたら良いのか、それを知ることです。当たり前のことのようですが、今まではそれができなかった。しかし時代は変わり、自由診療による顕微鏡・CT・血液検査からの情報はそれを可能にし、驚きと共にあなたの手に渡ります。そして、そこからあなたの健康的な未来が始まることでしょう。

※上記記事は2016年3月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

吉田 格 院長 MEMO

  • 出身地:東京都
  • 趣味・特技:音楽全般(聴く方、演る方)、ランニング
  • 好きな本:健康関係の本
  • 好きな映画:モダン・タイムス
  • 好きな言葉:真実は権力より強い
  • 好きな音楽:ジャズ、フュージョン、歌謡曲までなんでも。
  • 好きな場所:多摩川

グラフで見る『吉田 格 院長』のタイプ

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生

穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

どちらかというと
エネルギッシュで明るく話しやすい先生
穏やかでやさしく
話しやすい
エネルギッシュで
明るく話しやすい

先生を取材したスタッフまたはライターの回答より

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